正式なレコーディング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 09:53 UTC 版)
「オールド・ブラウン・シュー」の記事における「正式なレコーディング」の解説
レノンとポール・マッカートニーが「ジョンとヨーコのバラード」を完成させた2日後の4月16日、EMIスタジオのスタジオ3で、「オールド・ブラウン・シュー」の正式なレコーディングが開始され、18日に完成した。「ジョンとヨーコのバラード」と同様に、リンゴ・スターは映画『マジック・クリスチャン』の撮影でレコーディングを欠席したため、本作でもマッカートニーがドラムスを叩くこととなった。 バッキング・トラックの内訳は、8トラック・レコーダーのトラック1にドラムス、トラック2にハリスンの最初のボーカル、トラック3にハリスンのギター、トラック4にレノンのピアノとなっている。オーバー・ダビング用にテイク4が選ばれ、トラック6にベースとギターが追加され、トラック2にハリスンが新しくリード・ボーカルを録音し、レノンとマッカートニーがバッキング・ボーカルをオーバー・ダビングした。なお、ボーカルのトラックはすべて、エンジニアのジェフ・ジャラットによって歪みがかけられている。4回にわたって、ステレオ・ミックスが試作されたのち、メンバーは「サムシング」の作業に移り、ジョージ・マーティンがメンバーと共にピアノを弾いた。 4月18日にグリン・ジョンズのプロデュースのもと、ハリスンがトラック8にオルガン、トラック7にレスリースピーカーに通したギターソロを録音した。同日に19本のステレオ・ミックスが試作され、完成した10本の中から最後のミックスがマスターに採用された。
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