正午は午前か午後か
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 15:18 UTC 版)
「午前と午後」も参照 結論からいうと「正午が午前か午後かは表記に依存する」ということになる[要出典]。すなわち、「午前12時」と表記した場合は「午前の最後」の意味を持ち、「午後0時」と表記した場合は「午後の最初」の意味を持つ。一方、「正午」と表記した場合は、午前と午後を区別する意味合いは持たない。よって、「午前12時」は時間帯の最後に用い、「午後0時」は時間帯の最初に用いるのが好ましい。午前12時台の表記については午後0時台を用いる方が日本語としては正しい。 「改暦ノ布告」では毎正時(0分)の呼び名を「時刻表」として掲げているが、24時間表示でいう12時は「午前12時」しかなく、「即午後零時」がない。ただ、「午前12時」という表記は正午に限り矛盾はないが、1秒でも過ぎると「午後」になってしまうため、「午前12時台」について「午前」を含む表記は矛盾となる。実際には「午後0時」又は24時間制で単に「12時」という表記が用いられることが多い。 24時間表示では、午前/午後の概念がないため、単純に"12:00"を正午とすることで足りる。なお、西洋においても、正午は(英語を例に挙げるならば)"noon"か"midday"であり、午前にも午後にも属さず、その前が午前(AM)、後が午後(PM)である。
※この「正午は午前か午後か」の解説は、「正午」の解説の一部です。
「正午は午前か午後か」を含む「正午」の記事については、「正午」の概要を参照ください。
- 正午は午前か午後かのページへのリンク