機内上映版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 02:39 UTC 版)
飛行機の機内上映のためだけに制作されるもの。かつては配給ルートが通常と異なり、電通などの大手広告代理店が独自に上映権を買い付け吹替版を制作、それを航空会社に売るという形だった。声優の若山弦蔵は機内版について1982年に「テレビ版より予算が潤沢」と語っており、豪華声優陣となることも多かった。上映期間が終わった音源は、契約の問題から破棄されるといわれる一方で、二次利用のアテもなく航空会社の倉庫に保管されているとの情報もあり、上映後にソフト収録されているものも存在するほか、近年はソフト収録を想定して制作されることもある。その他、海外の会社が制作して航空会社に納品するというケースもあり、その場合は「日本語が変」なものになるという。
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