樋ノ口駅とは? わかりやすく解説

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樋ノ口駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 07:45 UTC 版)

樋ノ口駅
ひのくち
HINOKUCHI
横手 (6.3 km)
(1.5 km) 東浅舞
所在地 秋田県平鹿郡平鹿町醍醐
(現・横手市平鹿町醍醐
所属事業者 羽後交通
所属路線 横荘線
キロ程 6.3 km(横手起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1918年大正7年)8月18日
廃止年月日 1971年昭和46年)7月20日
備考 横荘線廃線に伴い廃駅
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樋ノ口駅(ひのくちえき)は、秋田県平鹿郡平鹿町醍醐(開業時は旧・平鹿郡醍醐村下樋口、現・横手市平鹿町醍醐)にあった羽後交通横荘線(旧・横荘鉄道)の廃駅)である。横荘線の廃線に伴い1971年昭和46年)7月20日に廃駅となった。

なお、駅名表記は「樋ノ口」と「樋の口」が混在しているが、本項は羽後交通横荘線の研究書『RM LIBRARY 61 羽後交通横荘線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング、2004年9月発行)にて採用されている「樋ノ口」にて記載する。

歴史

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[7]。ホームは線路の南側(老方方面に向かって左手側)に存在した[7]転轍機を持たない棒線駅となっていた[7]

無人駅となっており[4][7]、駅舎は無いがホーム東側出入口附近に待合所を有した[7]。待合所は比較的新しい作りであった[7]。ホームは横手方に階段を有し[7]駅施設外に連絡していた。

駅名は、羽後交通の資料には「樋口」「樋口」の双方が使用されていた[7]

駅周辺

周囲は水田であった[7]

  • 善福寺

駅跡

1999年平成11年)時点では、すでに区画整理がされており、駅跡は残っていなかった[8]

また、当駅跡附近の線路跡は1999年(平成11年)時点では道路に転用されていた[8]

隣の駅

羽後交通
横荘線
横手駅 - 樋ノ口駅 - 東浅舞駅
かつて横手駅と当駅との間に栄村駅(栄村停留場)が存在した(1918年(大正7年)8月18日開業、1921年(大正10年)5月1日廃止)[2][注 1]

脚注

注釈

  1. ^ 別説として1921年(大正10年)4月1日廃止説あり(書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年6月発行)43ページより。)。

出典

  1. ^ a b c d 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介新潮社2008年6月発行)43ページより。
  2. ^ a b c d e 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)222ページより。
  3. ^ a b c d e 書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング2010年8月発行)25-28,30-31ページより。
  4. ^ a b 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)165ページより。
  5. ^ a b c 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)82-85ページより。
  6. ^ a b 書籍『RM LIBRARY 61 羽後交通横荘線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング2004年9月発行)16-17ページより。
  7. ^ a b c d e f g h i 書籍『RM LIBRARY 61 羽後交通横荘線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング2004年9月発行)6-7,10ページより。
  8. ^ a b 書籍『とうほく廃線紀行』(無明舎出版1999年12月発行)60ページより。

関連項目




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