荻窪駅 (福島県)とは? わかりやすく解説

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荻窪駅 (福島県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/03 04:28 UTC 版)

荻窪駅
駅跡(2010年6月)
おぎくぼ
OGIKUBO
会津下館 (1.2 km)
(2.2 km) 白木城
所在地 福島県耶麻郡猪苗代町三郷字下大作
所属事業者 磐梯急行電鉄
所属路線 磐梯急行電鉄
キロ程 4.8 km(川桁起点)
駅構造 地上駅
ホーム なし(1線)
開業年月日 1927年昭和2年)
廃止年月日 1969年(昭和44年)3月27日
備考 磐梯急行電鉄廃線に伴い廃駅
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荻窪駅(おぎくぼえき)は、福島県耶麻郡猪苗代町三郷にあった磐梯急行電鉄廃駅)である。磐梯急行電鉄の廃線に伴い1969年(昭和44年)3月27日に廃駅となった。

概要

昭和に入ってからの、沿線住民へのサービスの一環として新規開業した駅の一つ[1]であり、正式には荻窪停留場であった[1][2]

歴史

駅構造

廃止時点で、1線を有する地上駅であった[3]プラットホームは存在せず、乗客は地面から直接乗降した[3]転轍機を持たない棒線駅となっていた[3]

開業時からの無人駅となっていた[1]。駅舎はないが、線路の西側(沼尻方面に向かって左手側)に出入口が2つある、片流れ屋根の大型の待合所を有していた[3][4]

駅周辺

田園地帯に位置した[3][4]

駅跡

1996年平成8年)時点では、駅跡は消滅していた[5]。その後、2007年(平成19年)5月時点では駅跡地から50メートルほど東の位置に「なつかしの沼尻軽便鉄道を訪ねて」と記載され、駅の説明文と現役時代の写真が付いた、駅名標を模した案内板が建てられていた[6]2010年(平成22年)4月時点でも同様であった[7]

線路跡は県道323号線に取り込まれていた[6]

隣の駅

磐梯急行電鉄
会津下館駅 - 荻窪駅 - 白木城駅

脚注

注釈

  1. ^ 新設届日は6月20日[1]

出典

  1. ^ a b c d 書籍『RM LIBRARY 113 日本硫黄沼尻鉄道部(上)』(著:青木栄一ネコ・パブリッシング、2009年1月発行)20ページより。
  2. ^ 書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年8月発行)101ページより。
  3. ^ a b c d e 『RM LIBRARY 113』30ページより。
  4. ^ a b 『新 消えた轍 3』102-103ページより。
  5. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くII』(JTBパブリッシング、1996年9月発行)41ページより。
  6. ^ a b 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)47-49ページより。
  7. ^ 『新 消えた轍 3』108-109ページより。

関連項目




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