構成・テーマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 13:45 UTC 版)
「ワンス・アポン・ア・タイム (テレビドラマ)」の記事における「構成・テーマ」の解説
誰もが知っているキャラクターの、これまで探られることがなかった面を描くというのが本作の狙いです。それは物語のある部分だったり、主題的な繋がりだったり、異なる2つの世界で経験する似たようなジレンマだったりします。基本的に、既存のおとぎ話をそのまま語り直すというわけではないんですよ。 “ ” — 製作総指揮 アダム・ホロウィッツ 視聴者がすでに知っている物語との差別化を明確にするため、パイロット版(第1話)は『白雪姫』の結末から始めることになった。 エピソード構成のテンプレートとして作られたパイロット版に従い、その後の各エピソードには『LOST』と同様のフラッシュバックが挿入され、キャラクターたちが失ったものや、おとぎの世界と現実世界の類似点が描かれる。 パイロット版にはゼペット、ピノキオ、グランピーなど、多くのキャラクターが同時に登場するシーンがある。ホロウィッツは「本作のストーリー作りにおける楽しみの1つは、さまざまなキャラクターたちを如何にこれまで見られなかった形で共演させるかを考えること」と語っている。 『LOST』との比較・類似点について、ホロウィッツとキッツィスは全く異なる番組を目指していると述べている。例えば、『LOST』の中心的テーマが「贖罪」であったのに対し、本作のそれは「希望」だという。また、『LOST』では「父性」に焦点が当てられていたのと対照的に、本作では「家族」や「母性」が強調されている。さらに、女性に関しては、いわゆる”damsel in distress”ではなく強い女性キャラクターが描かれている。
※この「構成・テーマ」の解説は、「ワンス・アポン・ア・タイム (テレビドラマ)」の解説の一部です。
「構成・テーマ」を含む「ワンス・アポン・ア・タイム (テレビドラマ)」の記事については、「ワンス・アポン・ア・タイム (テレビドラマ)」の概要を参照ください。
- 構成・テーマのページへのリンク