概念と展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/27 06:33 UTC 版)
設計と人員集めが1972年に始まり、1973年11月には最初のデモンストレーションを実施している。このときはホスト3台を1台のパケット交換機に接続したネットワークだった。1974年にはパケット交換機3台を2月に設置したが、その時点では1日のうち3時間しかネットワークを運用できなかった。同年7月にはパケット交換機が7台になり、一日中実験に使えるようになった。 タイムシェアリングシステムがコンピュータ利用の大半を占めていたため、同年、端末集約器も開発された。1975年、予算削減のため一時的にネットワークが縮小している。このころには、リモートログイン、リモートバッチ、ファイル転送がサービスとして提供されている。 1976年には20ノードを相互接続したネットワークが完成し、ロンドンのイギリス国立物理学研究所やローマのESA、European Informatics Network (EIN) とも相互接続している。
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