極超音速ミサイル
別名:ハイパーソニックミサイル
英語:hypersonic missile
音速の数倍の速度で推進する弾道ミサイルの総称。一般的には音速の約5倍(マッハ5)あるいはそれ以上の速度を出すものを指す。
極超音速ミサイルは、あまりに高速であるため、現代のミサイル防衛システム(MD)でも発射後に探知、追尾、迎撃することが困難とされる。2000年代後半から複数の国々で研究や実験が進められているが、2014年1月現在、まだ実用化されたといえる段階には至っていない。
2014年1月には、中国が「WU-14」と呼ばれる極超音速ミサイルの発射実験を実施したと報じられた。環球網によれば「WU-14」の飛行速度はマッハ10に達したという。詳細は14日時点で詳らかになっていない。
関連サイト:
米ウェブサイト、「中国が極超音速ミサイル実験を実施、速度が音速の10倍に」 - 日本新華夏株式会社 2014年1月14日
極超音速ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:48 UTC 版)
極超音速ミサイル(ごくちょうおんそくミサイル)とはマッハ5.0以上の極超音速:ハイパーソニック (hypersonic speed)で飛行するミサイルである。(cf. 極超音速機)。 下記の事例がある。(詳細は英語版 Wikipedia を参照) Shaurya (missile) Ballistic Missile - インド (Entered Production) BrahMos-II Cruise Missile - (開発中) 9K720 Iskander Short-range ballistic missile ロシア (運用中) 3M22 ツィルコン 極超音速対艦ミサイル (量産・配備中 2022年-) R-37 (missile) Hypersonic air-to-air missile (in service) Kh-47M2 Kinzhal 極超音速空対地ミサイル (運用中)
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