森家霊屋と霊屋表門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:29 UTC 版)
「本源寺 (津山市)」の記事における「森家霊屋と霊屋表門」の解説
寛永16年(1639年)建立で、森忠政(本能寺の変で戦死した森蘭丸の実弟)ら28基の位牌を祀る。三間四方、宝形造、背面半間庇付き、一間向拝付き(向唐破風造)で、屋根は銅板葺である。霊屋本体は全て角柱とし、側まわりに舟肘木を用いるほかは組物はない。これに対し向拝は、唐草文様の木製垂木端飾り、頭貫の亀甲花菱文様地紋彫、木鼻の青海波文様、柱頂部に胡麻殻决り(じゃくり)金襴巻の浮彫など装飾性にあふれている。内部は、中央二間四方を上段、その後方に仏前、位牌壇などが設けられている。平成25年(2013年)8月7日、本堂、庫裏、中門と併せて国の重要文化財に指定された。
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