梨
読み方:ありのみ
- 梨果をいふ。なし(無)といふ詞に通ふを忌みてなり。〔相模集〕おきかへし露ばかりなるなしなれど千代ありのみと人はいふなり。
- 梨ノ実。〔第六類 器具食物〕
- 梨の実。無しと梨と邦首相通ずるよりこれを忌み、反対に有りと祝して云ふ也。
- 梨の果実のことをいふ。梨「なし」は無「なし」と普通して縁起が悪いから無しの反対、「有の実」とかついだのである。〔花柳語〕
- 梨の果実のことをいふ。梨「なし」は無「なし」と音通して縁起が悪いから無しの反対、「有の実」とかついだのである。
- 果実の梨のことをいふ。
- 梨を云ふ。梨は無しに通じ縁起が悪しき故其の反語なる有りと云つたもの。
- 梨。梨は「無し」に通する故それを忌み其の反語「有り」としたもの、河原の芦は「悪し」に通ずる故其の反語の「良し」をとり「よし」としたる等普通語に於ても其の例多し。
- 〔花〕梨の縁起言葉。なしを忌みて反対にいつた語。また梨は蟻が好む果実であるからという説もある。
- 梨のこと。なしは無しだから、縁起をかついで、ありのみという。〔花柳界〕
- 梨のこと。梨は「無し」に通ずるからそれを忌み、その反語の「有り」としたもの。
梨
読み方:なし
- ①〔花言〕私はあなたのものですわ、との意。②〔隠〕品のこと。しなの逆。
- 品物。「品」の音転。それより釘。或は櫛。〔福井〕 片側が硝子の懐中時計。絹布の着物。或は婦人の頭の飾り物を窃取することを云ふ。
- 品物又は贓品。弘前 強窃盗仲間。
- ⑴〔犯〕品の逆語。⑵〔花言〕「私はあなたのものです」の意。
- 品物のこと。贓品ともいう。又は、和解或いは話のこと。〔一般犯罪〕
- 贓品、かい中時計。〔掏摸〕
- 話、品物、贓品。〔香具師・不良〕
- ①品物・賍品。品(しな)の反転語。〔盗〕 ②話。話の語頭省略。〔盗〕
- 品物。贓品。贓品の発見を中心に捜査するのを「なしわり捜査」という。「品」の音転。それより釘。或いは櫛。
- 品物、盗品。
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