桓武平氏三浦氏流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 05:30 UTC 版)
本姓は平氏。家系は桓武天皇の流れを汲む桓武平氏の平良文を祖とする三浦氏の庶流である。三浦義明の長男義宗が起源で鎌倉の杉本城(現在の杉本寺)を拠点としたことから杉本(椙本とも)を称した。杉本氏からは、初代鎌倉幕府侍所別当和田義盛にはじまる和田氏が別れた他、杉浦氏、鮎川氏、走水氏などの庶流が別れた。 また、義宗の弟で三浦本宗家を相続した義澄の次男佐原義連の家系からも杉本氏が別れ、義連の子横須賀時連に宗明という子がおり、以後杉本氏として存続した。 宗明(下野守)-時明(安芸守)-貞連(因幡守)-貞清-駒石丸-久連-連秀-義清-義定 と続いた。 なお、宗明の次男貞宗が三浦姓に復して美作三浦氏を起こし戦国大名として栄えた。
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