桓武平氏加納氏流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 09:58 UTC 版)
桓武平氏三浦氏族の加納氏庶流で、陸奥国会津地方の戦国大名蘆名氏の同族。鎌倉時代に加納氏流の佐原盛時が耶麻郡常世邑(現在の喜多方市)の地頭職に補任され、次男の佐原頼盛が本貫として土着し、常世氏を名乗ったことによる。 常世氏は文亀2年(1502年)、蘆名盛高に背いて誅され、天文7年(1538年)の会津黒川城火災の際には「常世殿」の屋敷が焼失している。永禄2年(1559年)に常世大炊助盛重は常安寺を開基したが、天正年間に戦火で焼失し、旧臣により再興された(『新編会津風土記』)。江戸時代には会津藩士となった。
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