栽培漁業とは? わかりやすく解説

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さいばい‐ぎょぎょう〔‐ギヨゲフ〕【栽培漁業】

読み方:さいばいぎょぎょう

海に稚魚稚貝(ちがい)を放し成長させてから漁獲する漁業


栽培漁業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 20:26 UTC 版)

栽培漁業(さいばいぎょぎょう)とは、生物を人為的な設備、環境下で育成し保護した後、自然へ戻して、漁業の促進を図るシステムである。作り育てる漁業ともいわれる。また、栽培漁業において稚魚を育てることを種苗生産、育てた稚魚を海に放すことを種苗放流という。


  1. ^ 吉村研治、宮本義次、中村俊政、『濃縮淡水クロレラ給餌によるワムシの高密度大量培養』 栽培漁業技術開発研究 21(1), p1-6, 1992-09, NAID 40004576790
  2. ^ 吉松隆夫、「ワムシ高密度大量培養用餌料の開発(ワムシ大量培養法の進展とその現状)」 『日本水産学会誌』 2001年 67巻 6号 p.1144-1145, doi:10.2331/suisan.67.1144, 日本水産学会
  3. ^ 佐藤守, 黒島良介, 吉中禮二, 池田静徳、「養魚初期餌料としてのアルテミアの栄養価」 『水産増殖』 1987-1988年 35巻 2号, p. 107-111, doi:10.11233/aquaculturesci1953.35.107, 日本水産増殖学会
  4. ^ 寺本賢一郎, 木下祝郎、「アルテミアの培養に関する若干の知見」 『日本水産学会誌』 1961年 27巻 8号 p.801-804, doi:10.2331/suisan.27.801, 日本水産学会
  5. ^ 大河内裕之、「放流効果の調査手法と標識技術」 『日本水産学会誌』 2006年 72巻 3号 p.450-453, doi:10.2331/suisan.72.450, 日本水産学会
  6. ^ 松岡正信、 「人工種苗メバル,クロソイおよびカサゴにおける鼻孔隔皮欠損の出現状況」 『日本水産学会誌』 2008年 74巻 4号 p.694-696, doi:10.2331/suisan.74.694, 日本水産学会
  7. ^ a b 高畠信一「ノルウェーにおける大西洋タラの種苗生産技術の研修について」、北水試だより第46号 北海道立水産試験場、2017年7月24日閲覧。
  8. ^ 中川雅弘、クロソイの栽培漁業技術開発に関する研究 水産総合研究センター研究報告 (25), p.223-287, 2008-12, NAID 80020170109
  9. ^ 伊藤史郎、「有明海におけるクルマエビ共同放流事業」 『日本水産学会誌』 2006年 72巻 3号 p.471-475, doi:10.2331/suisan.72.471, 日本水産学会
  10. ^ 干川裕, 原素之、「北海道におけるエゾアワビ人工種苗放流による親密度増加が加入量に及ぼす効果について」 『日本水産学会誌』 2012年 78巻 6号 p.1231-1234, doi:10.2331/suisan.78.1231
  11. ^ a b 北田修一、「種苗放流の効果と野生集団への影響」 『日本水産学会誌』 2016年 82巻 3号 p.241-250, doi:10.2331/suisan.WA2284



栽培漁業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:54 UTC 版)

漁業」の記事における「栽培漁業」の解説

生物資源枯渇問題安定供給上の要請から、放流(栽培漁業)、養殖盛んに行われており、放流魚生態研究養殖され魚種開発などには、日本場合各自治体大学など研究機関積極的に関与し、「とる漁業」から「育てる漁業」への転換をはかる努力続けられている。

※この「栽培漁業」の解説は、「漁業」の解説の一部です。
「栽培漁業」を含む「漁業」の記事については、「漁業」の概要を参照ください。

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栽培漁業

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 02:22 UTC 版)

名詞

   さいばいぎょぎょう

  1. 孵化させて稚魚稚貝をある程度まで育ててから自然放しその後に捕る漁業

関連語


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