校地・施設・設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 04:49 UTC 版)
「沖縄工業高等専門学校」の記事における「校地・施設・設備」の解説
校地は三方を山に囲まれ、南は国道329号線に接している。国道を挟んだ南向かいに学生寮があり、道路上を跨ぐブリッジで校舎と寮は直接繋がれている。校舎裏の山中には在日米軍の演習場があり、昼夜問わず小銃や大砲の音が聞こえる。授業にほぼ支障はないが、過去に廃弾処理が行われた事があり、その時は爆発音と共に教室の扉や窓ガラスなどが大きく揺れ、爆発音と振動音が収まるまで授業が中断されることがあった。また、ヘリコプターの低空飛行により授業が中断されることもある。 校地から数分歩くと辺野古区の住宅街があり、区の催し物に学生が参加することも多く、周辺住民との交流も盛んである。また沖縄高専が設立された事によって周辺地域に学生向けのアパートが多く設置されている。また15分ほど歩くとコンビニエンスストアチェーンのファミリーマートやローソンがあり、学生や教職員が利用する姿が見られる。ただしコンビニエンスストアや個人商店の他に商業施設はなく、近隣で書店や大型スーパーのある名護市街地へはバスで約30分、徒歩で約3時間かかる。なお、辺野古住宅街を抜けた先に海がある。 2018年(平成30年)4月に米軍普天間飛行場が名護市辺野古移設に伴う新たな基地が出来た場合に沖縄高専の校舎の高さが米軍が安全のために定める高さ制限を越えていることが発覚した。これにより沖縄防衛局は、米軍と調整を行い、航行の安全を害さないとして沖縄高専を例外とする方針を示した。
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