枠の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 07:14 UTC 版)
スポット契約の枠には次の種類がある。 ステーションブレイク = 前の放送番組から次の放送番組までのあいだ 略して「SB」。ステーションブレイクの時間帯に放送されるスポットCM自体を「ステーションブレイク」または略して「ステブレ」と呼ぶ場合がある。 民間放送初期は、1~2分の生コマーシャルが主流だった反面、ステーションブレイクは45秒程度しか設定されず、行える放送は局名告知や、クロスプログラムと呼ばれる放送局自身による各種の告知に限られていた。CM1本あたりの放送時間が5秒から15秒単位に定着していく中、民放各局は経営の安定を図り、ステーションブレイクを1分に拡大し、CMの放送量を増やした。 パーティシペーション = 番組枠内のノンクレジットCM 略して「PT」。番組内で番組提供として表示される広告主以外の広告主によるCM。スポンサーの側から見れば、提供クレジットの表示を求めない代わりに比較的安く枠だけを買うこと。通常、数社のCMが挿入されるが、タイムCMをまとめて放送したあとにまとめて放送される場合と、タイムCMに紛れて放送される場合がある。番組によっては設定されない場合もある。 ガイド 案内コマーシャルとも。何らかの理由で、長時間(3分間など)にわたってCMを編成する場合に、仮想の番組枠として設定するスポットCM枠。
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