松下烏石とは? わかりやすく解説

松下烏石

読み方まつした うせき

江戸中期書家。武蔵の人。名は辰、字は君嶽・神力。佐々木文山細井広沢に学ぶ。名跡模写臨写奨励し、特に王義之尊崇した。著作に『書法群砕』『圯上漫』等がある。安永8年(1779)歿、80才。

松下烏石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 07:42 UTC 版)

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松下 烏石(まつした うせき、男性、元禄12年(1699年) - 安永8年9月23日1779年11月1日))は、江戸時代中期の日本の書家である。

は辰、は君岳・神力・龍仲など。烏石の他に菽竇処士・青蘿主人・東海陳人・白玉斎など。修姓を葛として葛烏石葛辰とも称した。江戸の人。

略伝

幕臣の松下常親の次男として生まれる。書は佐々木玄竜文山兄弟に学んだ。欧陽詢の流れを汲んだ唐様の書法だったという。また詩文服部南郭に学んでいる。表面にカラスの模様のある天然石を磐井神社(東京都大田区大森)に寄進したことで知られる。この石は「烏石」と呼ばれ評判となり、多くの文人墨客が見学に訪れたという。

江戸古川に住んでいたが明和年間に京都に移り西本願寺の賓客として晩年を送る『消間印譜』、その他多数の法帖を刊行している。門弟に韓天寿などがいる。

参考文献

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