紀止
紀止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/26 01:29 UTC 版)
この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。ご存知の方は加筆をお願いします。(2016年11月) |
紀止(きし、男性、生年〈1753年±10〉 - 卒年〈1799年以降〉)は、江戸時代中期の日本の篆刻家である。
字は子基または仲敬、号に鹿銜・三学がある。通称は西村敬三。京都の人。
略伝
幼少のころから学問を好み、永田観鵞門下で書の手習いをよくしたほか、篆刻も嗜んだ。若いときに方寸の凍石の印面に「仁義礼智信」の五文字を刻し、天明2年(1782年)には一寸八分の印面に千字文を刻し、有名になる。前川虚舟と並び細字篆刻の第一人者と見られ、釈六如には技を絶賛され、七言絶句を贈られている。寛政3年(1791年)には丸山にて賀宴を催し、数百人以上が来場した。その宴の中で105方の印を刻し、『利其器斎印譜』とした。他に印譜『利其器斎印稿』がある。
参考文献
関連項目
固有名詞の分類
- >> 「紀止」を含む用語の索引
- 紀止のページへのリンク