東海道本線特急運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 02:11 UTC 版)
「国鉄マシ35形客車」の記事における「東海道本線特急運用」の解説
竣工後マシ35形は「はと」ならびに予備車として品川客車区(後の品川運転所)、マシ36形は「つばめ」専用として宮原客車区に配置され、ただちに特別急行列車に投入された。 マシ36形は電気系統に不具合が続出し、特に冷房装置のトラブルがサービス上深刻な問題となった。このため、2年目の冷房使用開始時期を前にした1952年(昭和27年)7月に冷房装置の大改良が施工された結果、自重増によりカシ36形に形式変更された。これにより冷房装置の動作は一応の安定を得たものの、電気レンジや冷蔵庫周りの不具合は治まらず、結局完全電化を断念し1953年(昭和28年)3月に電気レンジ→石炭レンジ・電気冷蔵庫→氷式冷蔵庫に交換、屋根に石炭レンジ用煙突を設置してマシ35形に改造編入され、マシ35 11・12となった。
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