東工大退官後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/26 10:08 UTC 版)
1967年に東京工業大学を定年で退官し、東京農工大学の教授や工学部長を1970年まで務めた。この傍ら、1969年から2年間日本化学会の副会長も務めている。再び定年を迎え農工大を退官した後は全国石油工業協同組合の潤滑油中央技術研究所所長に就任し、1971年から1974年までは高分子学会の会長を務めた。 1980年からは化学品検査協会(現・化学物質評価研究機構)の理事長を務めている。同協会では化審法の対象物質の適合検査のため、無菌動物の手配なども行なった。また、同協会在職中に夫人の勧めを受けてカトリック教会に入信して洗礼を受けている。晩年まで活動的だったが、心臓の不調を感じて自ら病院に行った翌日の1999年12月7日に心筋梗塞で逝去した。93歳。
※この「東工大退官後」の解説は、「神原周」の解説の一部です。
「東工大退官後」を含む「神原周」の記事については、「神原周」の概要を参照ください。
- 東工大退官後のページへのリンク