東宝記
主名称: | 東宝記 |
指定番号: | 196 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1954.03.20(昭和29.03.20) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 書跡・典籍 |
ト書: | |
員数: | 12巻、1冊 |
時代区分: | 南北朝~室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 南北朝~室町時代の作品。 |
書跡・典籍: | 春秋経伝集解巻第廿九残巻 春秋経伝集解巻第廿六残巻 普勧坐禅儀 東宝記 栄花物語 根本百一羯磨 歌仙歌合 |
東宝記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 09:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動東宝記(とうぼうき)は、南北朝時代の東寺の僧・杲宝が編纂した東寺の寺誌である[1]。12巻・1冊[2]。国宝に指定されている。
内容
杲宝の弟子・賢宝にも後継され、室町時代に完成[3]。寺の歴史を漢文で書き、それぞれの堂宇での仏像の配置図、儀式の主題や法具などを示した配置図などが残っている。記録では、東寺は平安京遷都後間もない延暦15年(796年)に、藤原伊勢人が造寺長官(建設工事責任者)となって建立したものだという。また建物の沿革の記録によれば、1361年に起きた正平地震により、講堂が傾いたり、四天王寺の金堂が転倒したりしたという[4]。1954年3月20日、東宝記は国宝に指定された。
脚注
- ^ “東宝記”. ジャパンサーチ. 2020年12月12日閲覧。
- ^ “東宝記とは何? Weblio辞書”. www.weblio.jp. 2020年12月12日閲覧。
- ^ “国宝|東宝記[教王護国寺(東寺)/京都] | WANDER 国宝”. 2020年12月12日閲覧。
- ^ “文化遺産データベース”. webcache.googleusercontent.com. 2020年12月12日閲覧。
- 東宝記のページへのリンク