東大寺開山堂
東大寺開山堂(奈良県奈良市、国宝)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)
「鎌倉文化」の記事における「東大寺開山堂(奈良県奈良市、国宝)」の解説
開山堂は方一間の内陣と周囲の外陣とからなる。内陣部分は1200年(正治2年)、重源による建立で、元来は方一間の小堂であったものに、50年後の1250年(建長2年)、外陣部分を増築したものである。内陣の方一間は典型的な大仏様からなり、その最盛期の様式を伝える。この堂は東大寺の開山である奈良時代の華厳宗の僧良弁をまつった堂であり、平安時代前期の「良弁僧正坐像」(国宝)が安置されている。
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