東大寺重源上人像(奈良県奈良市、国宝)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:13 UTC 版)
「鎌倉文化」の記事における「東大寺重源上人像(奈良県奈良市、国宝)」の解説
東大寺復興をさまざまな困難にうちかってなし遂げた重源の肖像。初対面の九条兼実に「もっとも貴敬すべし」といわせた真摯な人柄を彷彿とさせる。1206年(建永元年)の重源の死後、間をおかず慶派の仏師によって制作されたとみられる。左目をやや小さく表現するなど重源晩年の姿を写実しており、重源死没後間もない作と考えられている。
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