来島海峡での座礁とあいぼり丸との衝突とは? わかりやすく解説

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来島海峡での座礁とあいぼり丸との衝突

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 07:52 UTC 版)

あるごう」の記事における「来島海峡での座礁とあいぼり丸との衝突」の解説

1980年11月7日、2時18分ごろ、大阪港から神戸港経由して別府港向かっていた本船来島海峡通航する際、濃霧による視程不良馬島南東端サザエ埼に乗り揚げた。その直後大阪港から神戸港坂手港高松港経由して同じく別府港向かって本船続航していたあいぼり丸が、乗り揚げ本船衝突した本船補機室に浸水右舷傾斜したため、2時45分総員退船となり、保船要員除いた乗客乗員シューター救命いかだ脱出し来援した巡視艇漁船救助された。その後サルベージ船支援により同日9時ごろに離礁し、来島どっく大西工場曳航された。あいぼり丸本船救助のため周辺海域待機後、今治港入港した本船乗り揚げにより、左舷中央部船底小破口を生じ船尾船底部が圧壊左舷プロペラ翼43枚脱落左舷の舵の下部圧壊して舵軸が曲損、船底外板全般に擦過傷生じたまた、衝突により、右舷船尾部喫水線上の外板長さ約6メートル高さ約4メートルわたって大破したあいぼり丸は、船首上部先端から約2メートルまで圧壊した。衝突時にあいぼり丸で1名、本船からの退船時に1名が軽傷負った事故発生当時天候薄曇で風はほとんどなかったが、中水道は約6ノット北へ流れがあり、濃霧注意報発表されていて局地的なにより視程は1,200m - 1,500m悪化していた。 事故原因は、夜間により視界制限され北流最強時の来島海峡中水道通航するにあたり本船は、安全な速力とせず、船長変針点などの報告に関する指示が不十分で変針時機逃したこと、あいぼり丸は、安全な速力とせず、船間距離が不十分で乗り揚げ本船避航できなかったこと、とされた。

※この「来島海峡での座礁とあいぼり丸との衝突」の解説は、「あるごう」の解説の一部です。
「来島海峡での座礁とあいぼり丸との衝突」を含む「あるごう」の記事については、「あるごう」の概要を参照ください。

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