村の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/26 21:28 UTC 版)
ポーの村は、『ポーの一族』に登場する吸血鬼「バンパネラ」が住む隠れ里で、霧に包まれていることと村の出入り口が秘密にされているため、普段は人間が入ってこられないようになっている。 バラを作って生活する風習が何百年も続いており、一面にバラの花が咲き誇っている以外、他には農作物や家畜などは存在しない。また、村人の食事はバラのスープのみである。 「春の夢」と「ユニコーン」ではより詳細に語られている。それによると、クロエが一族に加わった(9世紀頃)後に老ハンナ・ポーがクロエたちブリトン人の仲間と作った村で、隠された出入口はレイラインの交差点にあり、1年中バラが咲き誇る。村人はバラの世話をする以外はほとんど眠っている。村では常に若い人間を1人「飼って」おり、その人間の血を順に吸って「新しい血」を取り入れるが、その人間は約1年で死んでしまうため、年に一度どこかから(その人間には真実を告げず)連れてくるようである。大老ポーの直系の血を受けたバリー・ツイストの兄フォンティーンが村の畑の下の地下深くで、美しい姿のままバラの根茎に絡みつかれて眠りについており、村に1年中バラが咲き誇っているのは、フォンティーンの力によるものである。
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