札幌大球(サッポロタイキュウ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 03:41 UTC 版)
「キャベツ」の記事における「札幌大球(サッポロタイキュウ)」の解説
北海道札幌市発祥の巨大なキャベツ。一般的に市販されるキャベツの重さが1 kg前後なのに対し、札幌大球はその10倍以上となる10 kgを超えるものも存在する。葉は軟らかく甘味も強いため、様々な料理に向くが、近年は主にニシン漬けなどの漬物用に使われる。明治時代(1895年頃)に米国から持ち込まれたうち、大きく育ち日持ちするキャベツから育成された。収穫作業に労力が必要なため札幌市内での栽培は一時途絶えかけたが、JAさっぽろが2014年に復活運動を開始。JA職員が収穫を手伝ったり、漬け物や外食店などでの消費拡大を後押しする「札幌大球応援隊」を組織したりしている。
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