本渓満族自治県とは? わかりやすく解説

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本渓満族自治県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 05:45 UTC 版)

中華人民共和国 遼寧省 本渓満族自治県
本渓水洞
本渓市中の本渓県の位置
簡体字 本溪
繁体字 本溪
拼音 Bĕnxī
カタカナ転写 ベンシー
国家 中華人民共和国
遼寧
地級市 本渓市
行政級別 自治県
建置 1906年
改称 1989年
面積
総面積 3,362 km²
人口
総人口(2004) 30 万人
経済
電話番号 0414
郵便番号 117100
行政区画代碼 210521
公式ウェブサイト http://bx.gov.cn/

本渓満族自治県(ほんけい-まんぞく-じちけん、満州語: ᠪᡝᠨᠰᡳ
ᠮᠠᠨᠵᡠ
ᡳᡵᡤᡝᡨᡝᠨ ᡳ
ᠪᡝᠶᡝ
ᡩᠠᠰᠠᡵᠠ
ᡤᡡᠰᠠ
、転写:bensi manju irgeten i beye dasara gūsa[1])は中華人民共和国遼寧省本渓市に位置する自治県

地理

本渓県は本渓市東部、太子河の上流に位置する。東は桓仁満族自治県寛甸満族自治県両県に境界を接して、北は新賓満族自治県撫順県両県が連なり、西は本渓市遼陽市両市に境を接し、南は鳳城市に接する。

咳止め、滋養強壮に効能があるといわれる五味子(チョウセンゴミシ、満州語:misu hūsiha)の生産地。また、その他の漢方の栽培、生産などの産業が行われている。

歴史

晋代までは、遼東郡に属する。北魏北斉隋代は高句麗の領土となり、唐代安東都護府が設置され中原統治に組み入れられた。遼代は東平郡・遼陽府、金代は遼陽府、元代は遼陽路に帰属した。明代になると草河千戸所が設置された。1386年洪武19年)に東寧に改められる。

行政区画としては1906年光緒32年)10月、清朝により設置された本渓県を前身とする。本渓県は民国満洲国新中国に沿襲された。1952年の本渓県を撤廃し本渓市に統合されたが、1956年、再び本渓県が設置された。1989年本渓満族自治県と改編された。

行政区画

1街道弁事処、10、1を管轄する。

  • 街道弁事所:観音閣街道
  • 鎮:小市鎮、草河掌鎮、草河城鎮、草河口鎮、連山関鎮、清河城鎮、田師傅鎮、南甸鎮、鹸廠鎮、高官鎮
  • 郷:東営房郷

観光地

交通

本渓市中心地まで40km、瀋陽まで100km、瀋陽桃仙国際空港まで85km、大連まで340kmの位置にある。

鉄道

(瀋陽方面)- 連山関駅 - 祁家堡駅 - 草河口駅 -(丹東方面)
(本渓方面)- 偏嶺駅 - 松樹台駅 - 温泉寺駅 - 小市駅 - 田師傅駅
  • 田桓線
田師傅駅 - 鉄刹山駅 - 大陽駅 -(花博山方面)

道路

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク

中国地名の変遷
建置 1906年
使用状況 本渓満族自治県
本渓県
中華民国本渓県
満洲国本渓県
現代本渓県
本渓満族自治県(1989年)



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