木造舞楽面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:27 UTC 版)
重要文化財。平安時代および鎌倉時代。「木造舞楽面」として9面が重要文化財に指定されている。内訳は皇仁庭(おうにんてい)4面、貴徳1面、散手1面、陵王1面、納曽利(なそり)2面である。皇仁庭(4面)には長久3年(1042年)の墨書銘(転写銘)があり、制作年の明らかな舞楽面としては最古である。なお、長久3年(1042年)銘の舞楽面は他に手向山八幡宮に7面、個人蔵に2面あり、計13面が現存する。貴徳は平安時代末から鎌倉時代の作。散手は承元元年(1207年)、仏師院賢作の朱漆銘がある。陵王は正元元年(1259年)作の朱漆銘(転写銘)がある。納曽利(2面)は鎌倉時代の作。東大寺に現存する舞楽面は以上の9面のみであるが、明治の神仏分離で東大寺から分離した手向山八幡宮が所蔵する舞楽面21面も東大寺旧蔵で、もとは一具として伝来したものである。東大寺旧蔵の舞楽面は他に伊勢神宮に4面(退宿徳2面、納曽利、陵王)、個人蔵に2面(崑崙八仙、地久)あり、東大寺所蔵の9面を含めて全部で36面が現存している。
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