木和田川砂防二号堰堤

歴史的砂防施設

木和田川砂防二号堰堤

読み方：きわだがわさぼうにごうえんてい

所在地 静岡県志太郡岡部町木和田地先 構　造 空石積堰堤 施設管理者 静岡県 施行年代 大正元年 文化財登録状況 原簿記載年月日　平成１４年　６月２５日 官報告示年月日　平成１４年　７月１６日

文化財としての特徴

明治43年の豪雨による山腹崩壊を契機に、県が建設した石造空積砂防堰堤群であり、下流から上流に向かって一号、二号の順に八号堰堤まで配置されている。立面形状から「兜堰堤」と呼ばれており、最大規模は四号堰堤の堤長25ｍである。明治期の構造形式を踏襲しつつ、台形越流部という近代的技術が加味されている。現在は周囲の緑が回復し、石造構造物も一体となって、渓谷の自然景観とよく馴染んでいる。

［アクセス］ 東名静岡インターから車で約２０分 （国道１号経由宇津ノ谷トンネル先）　 東名焼津インターから車で約１５分 （国道１号経由宇津ノ谷トンネル手前） ＪＲ東海道線藤枝駅からバスで約４０分「坂下」下車徒歩約５分 ※地図をクリックすると大きく表示されます。（pdfファイル 8K）