最高裁判所調査官として担当した裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 20:59 UTC 版)
「木谷明」の記事における「最高裁判所調査官として担当した裁判」の解説
最高裁判所調査官時代に木谷が担当し判例百選に掲載された7つの裁判は次のとおり。 S54.7.31 刑罰法規の解釈(鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律違反被告事件) 関連:判例百選 刑法I [第7版] 1事件 S55.1.28 わいせつ概念の再構築(「四畳半襖の下張り」事件) 判例百選 憲法I [第6版] 58事件 S55.10.30 自動車の一時使用と不法領得の意思 判例百選 刑法II [第7版] 32事件 S56.4.16 公共の利害に関する事実の意義(月刊ペン事件) 判例百選 刑法II [第7版] 20事件 判例百選 憲法I [第6版] 69事件 S57.7.16 共同正犯と幇助犯 判例百選 刑法I [第7版] 77事件 S57.11.16 道交法による集団行進の規制 判例百選 憲法I [第6版] 90事件 S58.12.13 控訴審における謀議の認定手続きに不意打ちの違法があるとされた事例(よど号ハイジャック事件) 関連:判例百選 憲法I [第6版] 16事件 その他、1983年の柏の少女殺し事件再抗告審においては、木谷は「保護処分不取消決定に対しても一定限度で上訴を認めるべき」とするまったく新たな法解釈を示した報告書を提出し、それに基づいて最高裁は原決定の取消差戻しを決定している。
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