最終的な提案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 04:27 UTC 版)
「国際天文学連合による惑星の定義」の記事における「最終的な提案」の解説
8月24日、第3版となる最終案が提示された。 「 IAUは、太陽系の惑星及びその他の天体は、区別された以下の3つのカテゴリに分類されることを決議する。(1) 惑星[1]は、(a) 太陽の周りの軌道にあり、(b) 自身の重力が剛体力に打ち勝つのに十分な質量を持つことから静水圧平衡の状態にあると推定され(球形に近い形で)、(c) 軌道上から近隣の他の天体を一掃している天体である。(2) 準惑星[2]は、(a) 太陽の周りの軌道にあり、(b) 自身の重力が剛体力に打ち勝つのに十分な質量を持つことから静水圧平衡の状態にあると推定され、(球形に近い形で)、(c) 軌道上から近隣の他の天体を一掃していない天体で、(d) 衛星ではないものである。(3) 衛星を除き、太陽の周りの軌道を公転するその他の全ての天体[3]は、「太陽系小天体」と総称する。注:[1] 8つの惑星は、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星である。[2] IAUは、準惑星とその他の天体の間に境界線上の天体を割り当てる作業を進める。[3] 現在は、太陽系の小惑星、太陽系外縁天体、彗星、その他の小天体の大部分が含まれている。 」
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