最末期におけるアル・アンダルス=アラビア語とは? わかりやすく解説

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最末期におけるアル・アンダルス=アラビア語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 02:09 UTC 版)

アル・アンダルス=アラビア語」の記事における「最末期におけるアル・アンダルス=アラビア語」の解説

レコンキスタ進展に伴いイスラム教国次々と崩壊し遂にグラナダ一国を残すのみとなったアラビア語グラナダ王国住民その周辺南部イベリア引き続き広く使用されたが、イスラム教徒中にも日常生活ではモサラベ語のようなロマンス語使用するもの多くアラビア語母語話者グラナダ王国においてさえ必ずしも多数派ではなかった。またこの時期アラビア語は、長年ロマンス語との接触結果、非常に多くロマンス語語彙ロマンス語法含んでおり、純正フスハーからはもはや程遠かった記録されている。 グラナダ陥落後も、アラビア語ムスリムたちの母語として、または第二言語として用いられたが、遅くとも18世紀には実用言語としての命脈絶った。現在ではアンダルシアムルシア伝統音楽の中で使用されるのみである。 詳細な区分としては、グラナダ王国期のアラビア語は、グラナダ王国使用されグラナダアラビア語と、それ以外の地域ムデハルスペイン語版)(イベリア半島残留したムスリム)たちが使用したムデハルアラビア語分かれる両者差異はさほど大きくなく、共にロマンス語極めて大きく侵食されアラビア語である。レコンキスタ完了後にモリスコによって使用されアラビア語を特に取り上げる際は、モリスコアラビア語という名称が使われる

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