最低地上高
空車状態での、車両と路面の最少隙間をいう。通常、排気系、サスペンションメンバーが最少隙となる。この部分は路面と干渉しやすいために、干渉時のダメージを避ける構造となっている。乗用車で135~155mm、RVで160mm、4輪駆動車で200~230mm付近にある。
参照 路面干渉試験最低地上高
空車状態での地面とボディの間の距離。空車状態とは、ガソリンは満タンでオイルと冷却水が規定量のとき、人と荷物が載っていない状態のこと。悪路を走るオフロード4WDなどは大きくとっているが、スポーツカーなど舗装路での走行を重視したクルマは、クルマの重心を低くして、コーナリングでの安定性を確保するため、地上高を低くしている。保安基準第3条ではホイールベース3m未満のクルマの場合、最低地上高はすべての部位で、9cm以上であることが定められている。ただし、アンダーカバーが装着されている場合は5cm以上、樹脂製のマッドガード、エアダムスカートなどは地上高測定から除かれる。
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