更新計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 05:12 UTC 版)
「広島市立安佐市民病院」の記事における「更新計画」の解説
2012年3月に、可部線再延伸実現時に終着駅が設置される予定になっている『荒下地区』に移転を計画していることが明らかになった。建設から30年が過ぎたことで施設が老朽化し耐震性も不足しており、また狭隘化による高度専門医療への対応が困難になっている事情がある。同年12月までに、『現敷地での建て替え』『荒下地区移転』の両案が纏められ、2013年1月に地域住民への初の説明会が行われた。 しかし荒下地区への移転計画には反対の声も多く、2014年2月に行われた、移転に関する費用を盛り込んだ病院事業会計の補正予算の採決は各会派内で意見が割れ自主投票とする会派が続出、最終的に採決は25対25の同数となり、議長により否決となった。 2014年6月に行われる議会への議案提出は見送り、現在地での立て替えを含め「あらゆる可能性を排除しない」とされた。 その後、旧安佐市民病院敷地内に一部機能を残したうえで、荒下県営住宅跡地に病院を新築することとなった。 具体的には、病院完結型の医療から地域完結型の医療への転換を図るため、広島市安佐北区にある高度急性期医療を行う安佐市民病院を、高度急性期・急性期医療を行う広島市立北部医療センターと回復期医療を行う安佐医師会病院(仮)に再編する計画である。このうち安佐医師会病院(仮)が旧病院の施設を活用して新設される予定である。 2022年5月1日に広島市立北部医療センター安佐市民病院が開院し、入院患者50人の移送が行われた。
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