暫定リストへの越境遺産の提案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:20 UTC 版)
「日本の世界遺産」の記事における「暫定リストへの越境遺産の提案」の解説
外国から、越境遺産(国境を越える世界遺産)の共同提案の可能性が打診されている事例もある。 生物系統学の揺籃地(スウェーデン語版) - 2009年、8か国13資産から成る「生物系統学の揺籃地」についてスウェーデンが暫定リスト記載を計画し、先行してスウェーデン国内の6資産を暫定リストに記載した。同国外の資産に植物学者カール・ツンベルクゆかりの日本の長崎県出島と神奈川県箱根町が含まれる。 フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群 - 2019年の第43回世界遺産委員会において登録された世界遺産。将来の拡張登録候補としてアメリカ国外唯一の推薦資産に旧山邑家住宅(現ヨドコウ迎賓館)を挙げている。 2021年に登録された韓国の「ゲボル(韓国の干潟(朝鮮語版))」を、2019年に登録された中国の「黄海=渤海湾沿岸の渡り鳥保護区群(第1段階)」同様、渡り鳥のルートである東アジア・オーストラリア地域フライウェイとみなす東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(EAAFWP)では、ルート上の飛来地を国境を越えて世界遺産として保護することを目指しており、その中には日本も含まれている。但し、世界遺産候補地として具体的な場所は示していない。
※この「暫定リストへの越境遺産の提案」の解説は、「日本の世界遺産」の解説の一部です。
「暫定リストへの越境遺産の提案」を含む「日本の世界遺産」の記事については、「日本の世界遺産」の概要を参照ください。
- 暫定リストへの越境遺産の提案のページへのリンク