晴るる【ハルル】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8633号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 晴るる よみ:ハルル | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山口県 | |
品種登録者の住所 | 山口県山口市滝町1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 井上浩一郎、斉藤康正、小田俊光、吉永巧、藤岡正美、中司祐典、尾本芳昭、松本理、金子和彦、山栄午朗 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ヤマホウシ」に「コシヒカリ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(山口県阿武郡阿東町)における成熟期は極早生、精玄米千粒重が中、耐倒伏性がやや強の水稲、粳種である。草型は中間型、稈長、稈の細太及び剛柔は中、止葉の直立の程度はやや立、穂長、穂数、粒着密度及び穂軸の抽出度は中、穂型は紡錘状である。穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は無である。玄米の形、大小及び精玄米千粒重は中である。出穂期及び成熟期は極早生、障害型耐冷性はやや強、穂発芽性はやや難、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難である。穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性はやや弱、白葉枯病圃場抵抗性は中である。「コシヒカリ」と比較して、稈長が短いこと、玄米の形が細長いこと、耐倒伏性が強いこと等で、「ヤマホウシ」と比較して、草型が中間型であること、稈長が短いこと、耐倒伏性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に山口県農業試験場徳佐寒冷地分場(阿武郡阿東町)において、「ヤマホウシ」に「コシヒカリ」を交配し、3年に雑種第1代の葯培養と世代促進による培養第2代を栽培し、以後、系統育種法により育成された固定品種であり、7年から生産力検定試験、特性検定試験等の試験を行い、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「山口1号」であった。 |
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