普通河川区間の管理問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/04 00:30 UTC 版)
「高崎川 (千葉県)」の記事における「普通河川区間の管理問題」の解説
高崎川の一級河川と普通河川との境界は酒々井町の新堤橋である。だがそれより上流側の区間において、地方分権一括法施行による国有財産譲渡手続で青道部分を酒々井町へ移譲する際に、新堤橋から高野台橋までの間は公図と実際の水路とに相違があり、また高野台橋から富里市境までの間は公図に水路が記載されていなかった。昭和40年代の土地改良事業で公図の水路記載が抹消されてしまったのが原因だが、そのため酒々井町はこの譲与申請を見送らざるを得ず、町内の普通河川区間は現在千葉県の農業振興センターの管理下にある。 以前より護岸対策が不十分で堤防が崩落しており、東日本大震災により更なる被害も出たためこの区間の移譲が今後の課題である。なお高野台橋より上流域では1974年(昭和59年)以降の県営灌漑排水事業で既に護岸対策が終わっており、また2013年(平成25年)の東関東自動車道酒々井IC新設(高崎川を跨ぐ)に合わせて一部盛り土工事やカルバート工事も行われた。
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