映画『靖国 YASUKUNI』助成金問題
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「伝統と創造の会」の記事における「映画『靖国 YASUKUNI』助成金問題」の解説
詳細は「靖国 YASUKUNI」を参照 2008年3月12日、アルゴ・ピクチャーズ配給の映画『靖国 YASUKUNI』(監督:李纓)の、全議員を対象とした試写会が催された。12月に行われたマスコミ向け試写会後、「週刊新潮」の「客観性を欠く」「反日映画だ」などという報道をきっかけにして、自民党の平和を願い真の国益を考え靖国神社参拝を支持する若手国会議員の会と本会所属議員が試写会を行うように要請した。この映画には文化庁の指導する芸術振興基金が助成されており、その条件として政治的な訴えや偏向があるものは禁止されていた。 新聞の取材に対し稲田は、「客観性が問題となっている。議員として見るのは、一つの国政調査権」「表現の自由や上映を制限する意図はまったくない。でも、助成金の支払われ方がおかしいと取り上げられている問題を議員として検証することはできる」としている。4月、右翼団体による抗議電話や行動が相次いだとされることについては、「我々が問題にしたのは助成の妥当性であり、映画の上映の是非を問題にしたことは一度もない。いかなる内容の映画であれ、それを政治家が批判し、上映をやめさせるようなことが許されてはならない」とコメントしている。
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