明政殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 21:43 UTC 版)
昌慶宮の正殿。大韓民国の国宝第226号に指定されている。1484年に建てられたが文禄・慶長の役の際に焼失、1616年に再建、現在に至る。朝鮮半島に現存する故宮の正殿としては最古の建築である。昌慶苑時代には回廊の一部が毀損され、殿閣の周辺に庭園が造られたり、牡丹を栽培したこともあった。明政殿の左側地域は様々な動物の展示場と遊び場が密集し、1915年に「蔵書閣」(1938年、生物標本館に改造)が建てられ、1969年には動物園本館が近くに新築されたことがある。1963年、補修工事で殿閣を修理したのに続き、1983年から昌慶宮復元の一環として全ての遊戯施設が撤去、回廊を復旧するなど一帯を整備した。
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