旧天願橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 22:41 UTC 版)
天願橋、通称ターチー橋(別名めがね橋)、1934年に建設されたコンクリート造りのモダンな二重橋で建築当時はその美しさから橋を中心とした天願川の情景が南沖縄八景にも選定され、サトウキビや生活物資を運ぶなど生活に欠かせない橋として重宝された。しかし、1945年3月下旬にアメリカ軍の沖縄本島への上陸が迫ると日本軍はアメリカ側の本島北部への侵攻を遅らせることを目的に橋を爆破したが真ん中から割れくの字型に折れ曲がったが完全な破壊には至らず、到着したアメリカ軍は折れた橋の上にブルドーザーで土を盛り込み難なく橋を渡り本島北部へ侵攻を進めた。
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