日本英語学会とは? わかりやすく解説

日本英語学会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 17:25 UTC 版)

日本英語学会(にほんえいごがっかい、: The English Linguistic Society of Japan)は、英語学(English linguistics)の研究、すなわち英語の共時的・通時的研究及び言語理論の進歩・発展に寄与することを目的として1983年に設立された日本学会。 会員数約1,400人。初代会長は東北大学名誉教授安井稔。現会長は東北大学教授の金子義明。

概要

日本英語学会は、1983年上智大学で行われた大会をもって設立された[1]。毎年に全国大会が開かれ、2008年からはに国際春季フォーラムが行なわれている。機関誌として、大会プロシーディングズのJELS、 ならびに学会ジャーナルのEnglish Linguistics (EL) を発行している (後者は年2回発行)。JELSは2014年発行の第31号より電子化されCD-ROMで会員に送付されている。ELは全編英語で執筆され、日本言語学会刊行の「言語研究」とともに日本の言語学界の代表的な研究誌とされている。2008年発行の第25巻まではグリーンを表紙のカラーとして採用していたが、2009年発行の第26巻からブルーを基調としたデザインに変更された。

歴代会長

歴代会長[2]
期間 氏名(就任時の職名)
初代 1983年1988年 安井稔筑波大学教授東北大学名誉教授
第2代 1988年1992年 長谷川欣佑東京大学教授
第3代 1992年1996年 宇賀治正朋(東京学芸大学教授
第4代 1996年2000年 河上誓作(大阪大学教授
第5代 2000年2004年 中島平三東京都立大学教授
第6代 2004年2007年 千葉修司津田塾大学教授
第7代 2007年2008年6月13日 天野政千代名古屋大学教授
第8代 2008年8月19日~2010年 原口庄輔明海大学教授
第9代 2010年2013年 稲田俊明(九州大学教授
第10代 2013年2017年 大庭幸男(関西外国語大学教授大阪大学名誉教授
第11代 2017年2019年 伊藤たかね(東京大学教授
第12代 2019年2021年 廣瀬幸生 (筑波大学教授)
第13代(現職) 2021年 金子義明(東北大学教授

出典

  1. ^ 日本英語学会 - 日本英語学会について, 2021年9月30日閲覧。
  2. ^ 日本英語学会 - 歴代会長, 2021年9月17日閲覧。

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