日本学術会議と情報学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:43 UTC 版)
2016年現在、日本学術会議には、大きな分野別として「人文・社会科学」「生命科学」「理学・工学」の3部の部会がある。また、それとは直接の対応関係にはない30の分野別委員会が設けられており、そのうちのひとつが情報学委員会である。この組織構成は第20期(2005年 - 2008年)以降のものである。第19期までは、7部構成の下に180の研究連絡委員会があるという組織構成で、第4部(理学)に情報学研究連絡委員会、第5部(工学)に情報工学研究連絡委員会、電子・通信工学研究連絡委員会、基盤情報通信研究連絡委員会、が設けられていた。このことや、情報処理学会の学会誌『情報処理』の、創刊以来の総目次を見ても、1980年頃より、コンピュータ科学に近いが、コンピュータを重要な要素として含むものの、情報そのものにより重点がある分野として「情報学」という分野が捉えられていることがわかる。
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