日本以外でのメジャー展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 23:17 UTC 版)
「alan」の記事における「日本以外でのメジャー展開」の解説
alanは、日本では高音フェイク(チベットフェイク)で有名になったが、中国語圏では異なる展開でスタートした。 alan名義での中国語ファーストシングル『心・战 〜RED CLIFF〜』のタイトル曲にはチベットフェイクが入っていない(約4か月後にリリースされた日本語版の「RED CLIFF〜心・戦〜」には、チベットフェイクが4分40秒目あたりに使われている)。また、マキシシングルである『心・战 〜RED CLIFF〜』には、それまでに日本でリリースされたシングルから、タイトル曲1曲、C/W曲2曲が中国語歌詞で収録されているが、チベットフェイクを使用している「明日への讃歌」は収録されていない。2009年7月の『心的東方』リリースまでに中国で発売されたalanの曲は、全てチベットフェイクを使用しない曲であった。この理由として、「明日への讃歌」や「懐かしい未来〜longing future〜」を、中国語版リリースのために温存しているのではなく、チベット問題の影響が原因であると推測する見解もささやかれていた。『心的東方』には「明日への讃歌」の中国語版である「明日讃歌」や、「天女」が収録されている。 なお、中国語圏のチベット族女性歌手としては、ハン・ホンがすでに絶大な人気を得ている。高音を生かした歌唱や、チベットの民族音楽の要素を取り入れた楽曲など、alanと重なる部分も多く、今後のalanサイドの展開が注目されている。 日本での活躍は中国にも伝わっており、本国でも期待の新人歌手として注目。既にプリンターのEPSON、携帯電話のSHARPのCMキャラクターに起用されている。EPSONは2008年10月に男性歌手 魏晨(ウェイ・チェン)とのデュエット曲「加油! 你有ME!(ジャー・ヨウ!ニ・ヨウ・ミー!)」を作り、積極的に宣伝を展開。中国内で影響力のあるファッション誌『昕薇(日本のViVi)』でも人気を博している。
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