日本一の石段
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 18:09 UTC 版)
釈迦院が所在する大行寺山(標高957メートル)は、八代市と下益城郡美里町の境に位置している。 また、美里町側からの参道は中世以来の表参道であったが、平成の大合併による美里町が誕生する以前、合併前の中央町が町おこしのために釈迦院の御坂に造られたものである。1980年(昭和55年)に着工し8年の歳月をかけて1988年(昭和63年)に完成したもので、当時熊本県知事であった細川護熙の「日本一づくり運動」に呼応し、それまでの羽黒山 (山形県)の石段を抜く3,333段の日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)として整備された。完成当時、それまで日本一だった山形県の羽黒山の2,446段を抜いて日本一の段数となり、長さは2.9kmある。石段に世界各国の名石を使用していることが特徴で、熊本県の熊本石をはじめ、中国、韓国、インド、ロシア、アメリカ、ブラジル、南アフリカ産の石も使用されている。 2015年から、レッドブルの主催でこの石段を駆け上がる速さを競うイベント『Red Bull 白龍走』が開催されている。 所在地 - 熊本県下益城郡美里町坂本 駐車場 - 有
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