日本の鳥類標識調査の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 10:09 UTC 版)
「鳥類標識調査」の記事における「日本の鳥類標識調査の歴史」の解説
1924年(大正13年)農商務省によって行われたのが日本の標識調査の嚆矢である。途中戦争で中断するまでの約20年間に、31万7千羽が標識装着後、再び放たれ、その後1万5千羽が再捕獲された。戦後は1961年(昭和36年)から農林省から山階鳥類研究所への委託という形で再開した。1972年(昭和47年)からは環境庁(現環境省)が事業を引き継ぎ、山階鳥類研究所へ調査を委託した。1961年から1995年(平成7年)までに240万羽が標識装着後放鳥され、1万4千羽が再捕獲された。近年では毎年17万羽が標識放鳥され、渡り鳥の目的地や渡りのルートなど今まで不明であったことが次第に判明してきた。
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