日本のビジネスモデル論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 20:22 UTC 版)
「ビジネスモデル」の記事における「日本のビジネスモデル論」の解説
研究者としては、根来龍之と國領二郎が著名である。 根来龍之 「どのような事業活動をしているか、あるいは構想するかを表現する事業の構造のモデル」と定義している。 戦略:顧客に対して、仕組み (資源と活動)を基盤に、魅力づけして提供するかについて表現する オペレーション:戦略モデルを実現するための業務プロセスの構造を表現する 収益:事業活動の利益を確保するのか。収益方法とコスト構造を表現する ビジネスモデルの吟味・検討には、戦略・オペレーション・収益の3つが必要であり、戦略の方向がビジネスモデルと顧客との接点を吟味するため、最も重要だとしている。 國領二郎 経済活動において、「四つの課題に対するビジネスの設計思想」と定義している。 誰に、どんな価値を提供するか その価値をどのように提供するか 提供するにあたって必要な経営資源をいかなる誘因のもとに集めるか 提供した価値に対してどのような収益モデルで対価を得るか ビジネスモデルに類似の概念として、伊丹敬之、加護野忠男がキー概念としている「ビジネスシステム」がある。
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