日本のゆばとは? わかりやすく解説

日本のゆば(湯葉と湯波)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 16:34 UTC 版)

「ゆば」の記事における「日本のゆば(湯葉湯波)」の解説

日本最初にゆばの伝わった比叡山麗の京都近江現在の滋賀県)、古社寺の多い大和奈良県)、そして日光栃木県)、身延山梨県)といった古くからの門前町産地として有名で、京都大和身延では「湯葉」、日光では「湯波」と表記する日本では引き上げた湯葉を生湯葉(または引き上げ湯葉)と呼び料理材料にするほか、刺身同様にそのまま醤油などをつけ食べる。また、普茶料理でもよく使用される京都湯葉は膜の端に串を入れて引き上げるため一枚なのに対し日光湯波は膜の中央に串を入れて二つ折りにするように引き上げるため二枚重ねとなる。このため京都のものは薄く日光のものはボリューム感があるものになる身延では湯葉を何重ねて固めた「角ゆば」も作られている。また、関西湯葉は生または自然乾燥させることが多く日光は生または油で揚げられることが多い。 生湯葉のほかに、生湯葉乾燥させた物(干し湯葉)、半乾燥の状態のうちに巻いたり、結び目作った物(結び湯葉)など、様々な種類市販されている。巻いた状態の物は吸い物具にされることが多くシート状の物は、復して各種湯葉巻き料理にされることが多い。

※この「日本のゆば(湯葉と湯波)」の解説は、「ゆば」の解説の一部です。
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