日本での養殖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:08 UTC 版)
成長が早い事から注目され、1976年に宮城県志津川湾で海面養殖が開始された。1993年まではアメリカからの輸入卵を使用し、最盛期の1991年には27,000トンあまりが生産されたが、低価格なチリ産の影響を受けて低迷し、年間10,000トン程度の生産量となった。さらに2011年、東北地方太平洋沖地震発生時の津波により、養殖施設に壊滅的な打撃を受けた。 しかしその後、復興の補助金事業等もあったことから2014 年には生産量・生産額が震災前の水準にまで回復し,その後も養殖経営体数を含め、震災前を上回る水準で推移している。 大手商社の三井物産は、チリの大手サケ養殖業者のマルチエキスポートと新会社を設立。三菱商事もチリの養殖会社を総額100億円で買収した。
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