日本での配給・ビデオソフト販売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 01:28 UTC 版)
「ユニバーサル・ピクチャーズ」の記事における「日本での配給・ビデオソフト販売」の解説
米国外ではパラマウント映画と提携関係にあったことから、映画配給はUIP、ビデオソフト販売はパラマウント、および日本ビクター(現・JVCケンウッド)との合弁会社であるCIC・ビクター ビデオ(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)から発売されていた。しかし、レーザーディスク(LD)ソフトは日本ビクターが対抗規格VHDの開発元だったことから、パイオニアLDC(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)が販売元となっていた。DVDについては、当初LDの後継ということでパイオニアLDCが販売元となっていたが、のちにソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)に変更された。 2001年、日本法人・ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン株式会社(UNIVERSAL PICTURES (JAPAN) INC.、UPJ)を設立。ユニバーサル作品のビデオソフトは同社からリリースされるようになった。設立当初はソニー・ピクチャーズ、ハピネット、ジェネオン エンタテインメント(ジェネオン、旧パイオニアLDC)から販売されていたが、後に自社で発売・販売されるようになった。 しかし、2007年にはジェネオンと提携、翌2008年3月リリースの『ボーン・アルティメイタム』以降の新作映画はジェネオンからリリースされ、UPJは旧作映画、およびTVシリーズの販売のみ担当することになった。 2008年12月、ジェネオンはNBCユニバーサルの傘下に入り、2009年2月にUPJと合併、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社となる。 映画配給については、UIP日本法人の解体に伴い、2007年後期より東宝東和配給となり、年間配給本数が減少傾向にあった同社の配給映画の増加に繋がった。
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