日本でのバス営業の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 00:25 UTC 版)
「東京乗合自動車」の記事における「日本でのバス営業の状況」の解説
1903年(明治36年)大阪で開かれた第五回内国勧業博覧会で、会期中、梅田駅から会場の天王寺公園までの間で蒸気自動車による乗合自動車の運行が行われた。一般には、1903年(明治36年)春に広島県で行われた乗合自動車の運行が日本で初めてとされる。1903年(明治36年)9月に京都市で七条駅から祇園までの運行が始まった。1905年(明治38年)に兵庫県、1906年(明治39年)に大阪府、1910年(明治43年)に長野県、1912年(大正元年)に山口県、1913年(大正2年)に山形県、岐阜県、1914年(大正3年)に徳島県、愛知県、長崎県で乗合自動車営業が許可された。 このような状況のため、東京市街乗合自動車が営業を開始したとき「田舎にはとうの昔にある乗合自動車が、いまさら東京の大通りを走るのも一つの皮肉である」と新聞に書かれている。
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