日台共同運営化とWBSC公認国際大会認定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 02:37 UTC 版)
「アジアシリーズ」の記事における「日台共同運営化とWBSC公認国際大会認定」の解説
2014年のアジアシリーズは、日本(NPB)と台湾(CPBL)が共同で運営することになり、また、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の公認国際大会に認定されることになった。WBSCのフラッカリ会長がアジアシリーズの更なる国際的発展を望んでいることや、国際オリンピック委員会(IOC)が実施競技策定等の改革案を審議する臨時総会を2014年12月に開催することから、2020年東京五輪での「野球・ソフトボール」競技復帰へのアピールを狙う意味もある。なおWBSC公認国際大会に認定されたことで、本大会の対戦成績が各国代表チームとしてIBAFランキングに反映されることになった。 しかし、CPBLは前会長の退任や、それに伴う方針転換があり、9月になって台北開催が難しくなったことをNPB側に通知。NPBも代替地を探すのが困難であることから、2014年のアジアシリーズ開催が見送られることになった。10月7日、上記の理由に加え、2014スズキ日米野球大会(日本)、21U野球ワールドカップ(台湾)といった他の国際大会開催日程の絡みと、2014年アジア競技大会への選手派遣によりKBOの日程が伸びたことにより正式に中止すると発表された。 また、2015年は日本と台湾共催によるナショナルチームによる世界選手権大会「WBSCプレミア12」が、本来のアジアシリーズ開催時期に新設され、開催されなかったため、事実上WBSC公認トーナメントとしては形骸化(有名無実化)の状態になっている。
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